2023.06.08
「べーやんも、そのままの居場所でいてね」
べーやん、とは私のニックネーム。旧姓、[阿部]でして、べーやん。
さて、そんな話をしてくれたのは、その中学の時の友人から。お誕生日のやりとりをしていて、
「3-7で出会ってから、40年経つんだね」
なんてなり。実は彼女は、中2の時は病欠で通えていなくて、3年で一緒。入院していた病院が我が家のそばだったから、
「今年,同じクラスみたい」
って、お見舞いに行ったお節介な私。
以来のお付き合い。
高校は違ったけど、彼女は保育士の道に行き、途中途中で会って話したり、飲んだり。
さて、その彼女のお嬢さん。
小4から中3まで朝が起きられなくなり、それは怠け者ではなくて、なんらかのことで。気候病もあるし、と。
保健室登校したり、決して強くはない彼女自身も学校の送迎を頑張ったり。
「なんと、高校に通えているの!全日制ではないけどね。それも、公立に。毎日、行ってきます,とただいま、が聞けるなんて、それだけで幸せ」
良かった〜!今、色々なスタイルの学校があるのでね。
「ピアノの発表会もあってね。マンション内の先生だから続いたの。みんなが学校に通っている時間にやってくれてりして。だから今も、小学生の前にレッスンしてもらって、それから高校行ってるよ」
と。
そんな話から、私のところの話もしたら、
「うんうん。うちも、弾かないで喋っているだけの時もあったらしい。でも、居場所だったんだよ。出るのが億劫な子だけど,マンション内だったことも幸いだけど。だから、べーやんもピアノの先生の居場所でそのままでいてね」
そう、話してくれたのでした。
「ピアノだけやるのなら、ここに来ていないですよ」
そう、先日も高校生男子に言われたなぁ。
そんな、教室です。