2023.05.31
生徒さんたちと、培ってきたわらべうた。
8年の年月を経て、全国にその種は飛んでいます。
わらべうたが好きな1人のピアノの先生が、自分の教室で歌っていても、伝承するか?生徒さんも、大きくなったら忘れてしまうかも。お父さん、お母さんになったとき
「あれ?」
って、思い出してくれるかしら?そんな淡い期待で、はじめました。
でも、この教室だけでは広がるにも限界がありますよね?それが、ご縁あって同じような思いの先生方が、あちこちにいらして。たまたま、コロナ禍のオンラインで、それはさらに広がり。少しずつ、対面でのシェアも広がっているのでした。
私、文献からどう使うか、考えるのが好きです。しかし、それを実践する場(生徒さん)がいなければ、新たな手法も生まれません。今は、それが本当に良いバランスなのかな?と思っています。
そんな思いでの、昨日。徳島の川人あゆみ先生宅でのホームセミナーを無事に終えました。
関西の先生方は、リトミック直結のわらべうたなんです。なので、今回はそこに重きを置きました。また、発表会で使う先生方も増え、ステージで映えるように、ステージで聴かせるように、そんなわらべうたの話をしてきました。
話しながら,私の頭の中にはそれらをやった生徒さんたちが、登場します。不思議と、脳裏に焼きついているものです。
これからも、文献から研究しながら、構築し、レッスンで実践して、必要な先生方のもとに届くよう、そして伝えて今ふうな「伝承わらべうた」となるように、と考えています。