2022.07.21
弾く曲が長くなったり、和音がたくさんあったりして、疲れてくるような時。
私がいつも話す、“クールダウン”は、先日プロスケーターに転身した羽生結弦選手の言葉から、なんです。
いつのオリンピックの時か、世界選手権の時か忘れましたが、インタビュアーが
「4分間も、たくさんジャンプんしたりして、疲れるというか身体はずっと緊張しっぱなしでは?」
とした時に、
「クールダウンしながら演技していますよ。ジャンプの後、腕を下ろして弧を描くように滑っているとき、一応競技中ですが,緩い動きの時はそこで一瞬筋肉をクールダウンさせて、次に向けているんです。そんなところも気にしながら、ジャンプ以外のところも見てください」
あ〜そうか。
勿論、その時は指先は綺麗に伸び、音楽に合わせ顔の表情は穏やかに。その間,実はクールダウン!次のジャンプに向けて、筋肉調整中。
ピアノもそうですよ。
激しい部分だけでなく、ふと力を抜ける場所。勿論,指は動いているけれど、肩やら肘やらリラックスして〜
と、話します。
生徒さんに、羽生結弦選手の話をした上で、ピアノの演奏にも言えるね、と。
次のステップに向けて決意した、羽生結弦選手の会見を見ていて優劣のつく、点数のつく世界から自分の表現をする世界に、ジャンプして羽ばたくんだな、と感じました。
これも、いただきます。
私が生徒さんに伝えていること、ですから。