2013.02.27
先週末、電話が鳴りました。かつての生徒さんのお母さん。今、その子は小4。電話口で申し訳なさそうに話し出しましたが、私には誰かすぐに分かり、その子の顔などもすぐに思い出しました。
今、金管バンドに入っていて6年生を送る会の伴奏に立候補した、1週間で仕上げないといけないので見て欲しい、ということでした。さて、楽譜は私の手元になく、確か彼女はピアノが邪魔だと他の生徒さんに譲ったはず。いくら金管バンドで音楽に触れていても大丈夫かな?と色々心配はありました。それでも一応まずは来て・・・ということになり、月曜日に来てくれました。
元気に来た彼女。当時の面影も少し。でもお姉さんになっていたかな。挨拶もしっかり出来るし。そしていざピアノ・・曲は「旅立ちの日に」
う〜ん、楽譜を見たらきちんとした伴奏譜。本人「雰囲気はつかめています」というけれど結局伴奏の部分なので和音をつかむのに時間もかかる。両手に出だしの数小節したけれどとても1週間では無理。ちょっと頑張って見たけれどきついな、と思った。
「立候補したのは素敵ね。6年生を送りたい気持ちがとても伝わるよ。でも、今・・弾いてみて、〇〇ちゃん音楽には触れているけど、ピアノじゃないと和音はきつかったね〜明日、学校で先生にメロディーとベースを弾く形で良いのなら、頑張れそうだと思うけど、この楽譜通りの伴奏だと厳しいかな。伴奏って言うのは間違えられる?目立って良いもの?クラブがアンサンブルなら0Kよね?」
そう伝えた。本人も素直に「はい」と。アンサンブルのクラブなんだもの、伴奏の大切さは感じていたようだった。
そして昨日、お母さんから連絡。
「先生のおっしゃる形で良いか学校の先生に聞いたら、それではダメで本人あきらめました。ありがとうございます。私が言っても聞かなくて先生に出来ないと言ってもらえて良かったです」
とのこと。そうですね・・・いくらまずはオーディションでそれに間に合わせても、難しいことも多々あります。あとで可哀想なのはその生徒さんと言うこともあるのでね。出来そうなら時間を作って応援して手伝います。でも、明らかに無理なときは下手な期待はいらないですね。そのノーを伝えることも、辛いけど・・・仕事かなと感じました。