2013.01.27
今日、1月27日は神童・モーツアルトの誕生日です。
モーツアルトの作品は、誰もが耳にしたことはあると思います。「トルコ行進曲」だったり「きらきら星変奏曲」だったり。単純に「メヌエット」とか「ソナチネ」というタイトルのものにも、有名な曲は沢山あります。
ピアノを習っていたら、一度は何かしらモーツアルトの作品を弾くことになると思います!
そのモーツアルトの音の例えに、私が最初に出会ったとき、先生から言われたのが
「ビロードの上に真珠を転がすようなもの」
という例えです。ビロードも真珠も想像がつかず、その場ですぐに見られるものでもなかったし・・・高価なもの、貴重なものというイメージが強かったように思います。
とても繊細な、そして粒の揃った音、ということなのですけどね。でも、小さい生徒さんが無垢な心で「メヌエット」を弾くと、それなりにそんな感じで聞こえます。1つ1つ丁寧に弾くからかな?とも思います。
娘は最近、モーツアルトのソナタをずっと弾ています。私と同じで手が大きくトリルに苦労しつつも苦手だと思っていたのですが、最近は好きになってきたそうです。音色もベートーベンの時と変わってきたかな?やはり数をやらないと、その作曲家らしい音にはならないようですね。
ということで、発表会前は弾きたい曲によって、布石をつけたレッスン内容になります。例えば、弾きたい作曲家の他の簡単な作品を弾いてから本命の曲に入るとか、リズムの面白い曲はそういうリズムの曲を先に選んでみたり。新鮮さも必要ですが、布石もつけたいと思っています。