2013.01.11
楽譜の中でよく目にするフェルマータ。意味は「ほどよくのばす」ですね。学校の音楽の教科書だと「倍のばす」とか記載もあります。
しかし、この「ほどよく」って曖昧ですよね。「ほどよさ」感は人によって異なるものだし。この曖昧さが音楽なんだな〜っていうのを改めて感じています。
昨日のレッスン♪
高校1年のYちゃんの冬休み明け、初レッスンでした。冬休み中にこのシューベルトの「即興曲」頑張って通して来てくれました。しかし、今ひとつしっくり行かないのが、このフェルマータでした。色々話すうちに理解はしてくれました。
ようするに・・・「ほどよくは感じ方が違うよね。私の感覚をYちゃんに押しつけてはもう違うと思うのね。そこをあなたが前後の曲の雰囲気や流れなどから、ほどよいフェルマータにしようよ〜。そして次へすっきり入るんだよね」と。何回かやって、理解してもらえたかも。
「人によってほどよいは違うよね〜お風呂の温度とか飲み物の適温とか、そういうことみたいに・・」なんていう話も例えたりしました。
でも、楽しかった!昨日の最後のレッスンがYちゃんで音楽の流れていたレッスンでした。今、中学生以上が少なく・・・こういう大曲をレッスンで聴くことがないのです。小さい子からもらうパワーと大きい子からもらうパワーは違いますね。楽しいレッスンになりました。来週の仕上げ、楽しみにしています。
因みに小さい生徒さんには「目玉印」なんてフェルマータの話をしています。良く見る場所〜次の音を探す時間のある印〜みたいな。でもイタリア語でフェルマータはバス停ですね。そんな余談もいつも。
今年も音楽用語も楽しくレッスンしましょう!