2020.07.30
26日の日曜日、Mちゃんのコンクール受賞を挙げましたが、基本的には私はコンクールなどを、オススメしていません。
コンクールには、そのコンクールに向けた対策が必要です。
勿論、そこに向かう過程は力となります。しかし入賞しなくても、過程が大事で入賞が全てではないことを、私もご家庭も、受ける本人も納得しないときついかな、があります。また、音楽は点数の評価では、ないのでね。
しかし、欲はでますよ。人間ですからね。
以前、音楽教室講師だった時に、グレード試験というものが、年次で必然的にありました。子供達も、受からないと次のコースに上がれない、というもの。
残念ながら力が及ばなかった子たちがいまして、グループに入れず、でもピアノは好きだから私が個人レッスンとして受け持ちました。そうしたら、みんなと一緒ではきついけれど一人なら、出来るんです。私との距離も縮まって。
以来、教室的にはいけないことかもしれないけれど、受からないかも?の生徒さんには受けなくて良い旨、話しました。中には落ちて良いからメンバーと同じことをしたい、という人もいました。最善を尽くし、やはりダメで。でも、親は納得しても子供はね。練習の過程で、行けそう?って思うんですよね。それで受からないと、やはり私の力量不足もあり、反省。
こんなことを、何年もやりました。
時には上のコースに行き、その先、コンクールに出たり音大に行った生徒さんもいますが、残りはいや、大半は受けても受けなくても、受けて落ちてもピアノを弾いていたい人達、ということがわかり、自宅教室を始めるにあたり、その手のことはしない教室に決めたのです。
でも、大人の生徒さんが場数でフリーステップに参加したりはします。あくまでも、教室として、
ここまで弾けたら◯◯コンクール
とか
年に一回は◯◯
というスタンスがないだけ。
しかし、Mちゃんみたいにオーティズムの部門で参加して、彼女の生活がプラスになるなら応援します。
また、資格のために必要なグレード試験には応えます。
それだけです。