2020.06.30
難しい曲
こう、一言で言ってもそれは、理解してもらうのも難しいんです。
何が難しいのか、また苦手か。
例えば、小さい生徒さんでも
4拍子の曲は難なく弾くけれど、3拍子は難しいと感じる。
8分音符♫が出ただけで、難しいと感じる。
ある程度弾けるようになると、手の大きさが関係して来て
手の大きい人は、和音が得意だけれど細かいパッセージの曲が苦手←私がそうです。
など。
リズムを取るのが得意か不得意かでも、難しいと感じる曲が違ってきます。
音は少なくても、リズムが苦手の人はそれを難しい、と感じるでしょう。
音色を作る。
これは、本当に話が通じるか否か。その音を自分も出したいか否か、これにかかります。
だから、私からしたら一番伝えるのも、難しい。
ピアノピースにある難易度も、私はあまりあてにしていないところがあります。(生徒さんや保護者さんは気にしますが)手の大きさやペダルの有無、歌う表現力、きちっと正確に弾く力、これにそれぞれの時代の特性もあり、だから一言に
難しい曲
って、意味を伝えるのか難しいのです。
「難しい曲は、いつ弾けますか?」
うーん。
難しい曲は、いつも目の前にあるんですよ。
それにどう取り組むか、何からやるか、自分に何が足りないか。
それを考えて取り組めば、難しい曲を一つずつクリアして、力がつくんですよね。
それが普段のお稽古で、その力の積み重ねから、発表会の選曲をする私。
だから、生徒さんが今、何を難しいとしているか、苦手としているか見て、それを避けた曲にするか、あえて今、取り組むか。
これは、その子のタイプによるわけで。
だから、自分以外の曲が難しく感じてしまうかもしれませんが、難しいの基準はないに等しい、と思ってくれたら比較をしないかなぁ?と、最近思うのです。
わかりにくい文章でしたね、今朝は。