2020.04.07
「ピカルディーの3度ね」
さて、これが出てくるテキストは、プレインヴェンションなどにあるのですが、ポリフォニーのバロック形式の曲には割と出てきます。
でも、そうそう巡り会うわけはないんですよね。
さて、それに出会った時の私の例えは、
「あまり良い話ではないけど、お葬式って行ったことある?」
で、日本のお葬式の感じ方と、クリスチャンの天に召される感の違いを話します。
殆どの生徒さんが、クリスチャンではありませんし、私も違うし、キリスト教を学んだこともないのですが一般的な感覚だろう、として話します。
そんな時、
「フランダースの犬の最後、分かる?あの天使さん達に、連れて行かれるけど笑っているでしょう?あんな感じがこの和音」
と。
一昔前の生徒さんは、フランダースの犬、知っていましたが最近の生徒さんは知らない子が多く。
そんな中、小3、あ、もう年度が変わり小4の生徒さんが1人知っていて、かつ家に本がある!と。
本当に久々に、話が一回で通じました!
やはり、教会音楽に密接に関係する時代の曲も、難しいですが必要なテキストなんです。
バッハの作品
カノンやフーガの小品集
大事です。
※書いてから、世の中がどんどん変化してこのWordを使って良いものが否か悩みました。しかし、オンライン中でもピカルディ3度が出る生徒さんもいると思い、私のテキストエピソードとして挙げました。