2020.04.01
2回目のテキストについて。
今日はブルグミュラーです。
私は、自分がブルグミュラーを始める時先生に、
「3回目に暗譜で仕上げにしてね」
と、言われ。
頑張って弾いたけれど、3回で終わるなんて無理な曲も当然ありました。
でも、好きな練習曲集です。
タイトルも素敵でね。10番、22番が大好きかな。
若かった時は、まだ教材研究も甘く、ある程度、自分が弾き始めた時期に近くなった生徒さんに渡していて、自分が言われていたものだから、3回で終わりにしてね、と。強要?していました。
出来る子もいたけれど、ほとんどの子が大変でそれで嫌になって行って。時間がかかれば、それだけお互い萎えるので。
ある時
「与え方、悪いのかな?」
と、自分で気付きました。たまたま、そのレベルの生徒さんが少ない時期。それ以前のテキストの達成レベルが関係する。テクニックだけでなく、言葉の理解力もある、と。
それから私は、
「3回で終わりにしてね」
の、上からではなく(私はその言葉がけで奮起した口ですが、どうやら妹は違ったようでしたし)
「3回くらいで終われる年齢まで待つ。それまでに他から力をつける」
に、方向を変えました。
なので、私のところではかなりの低学年で弾く生徒さんは少なく、自分で解説が読めたり調べ学習が出来るくらいになってから渡しています。
イメージも広げてもらい、自分のものとして。
だからか、3回でとは行きませんが2ヶ月もかかるわ〜なんて、ことはあまりないです。
そして、最後はなるべく私とアンサンブル。
いろんな出版社から、いろんな編集でブルグミュラーの楽譜は出ています。だから、タイトルも版によって違ったり、ペダル表記の有無の違いなどもありますが、アンサンブルは出来ます。
最近、後半あと少しでコンプリート!の生徒さんと、7.8.9.10.11番あたりが多数いて、4月からも楽しみです。
勿論、あと少しでブルグミュラーに入る予備軍もいますよ!