2020.03.02
息子の高校の卒業式でした。
一応、卒業式とは言うものの、教室で担任からの卒業証書授与だったようです。
それでも、最終日に学校に行き、けじめがついただけ、幸いとすべきですね。
一学年、700人いますからね。
今回の新型コロナウィルスの件で、10日前に講堂で行わない、と学校からのメールが来ました。
その時点では、保護者一名は登校可でしたから、私は行くつもり。廊下から見られるかな?と。しかし、その後なくなりました。でも、卒部式はグランドだから、そちらにみんな顔が出せれば、と思っていましたがそれもなくなりました。
苦楽を共にした、父母仲間に会えない親の方が、物足りない感じはあります。
子供達は、顔が合わせられただけ、良しとしますか。
思えば、娘は東日本大震災の三月が小学校卒業式。ゆえに、計画停電のもと。省略の形での式で、謝恩会はなし。その後の、中学入学式も色々変更がありました。
いつも通り、色々なことができることが当たり前に思える昨今。
こういうイレギュラーな時の、主催側の判断と参加する側の想い。
仕方のないことですが、なんとも複雑です。
生徒さんの中にも、本人またはご兄弟が卒園、卒業を迎える方が何人もいます。一様に、保護者の方の気持ちは痛いほどわかります。
入学式が、いわゆる普通に行えることを、祈りましょう。