2019.09.03
男子のスイッチって、わからないものです。
しかし、ある意味素直なんだと思います。
実は野球の試合があり、プログラムから名前を削除した息子。しかし、その試合がずれ当日はフリーに。
「課題があるから、今回は弾かなくて良いよ。プログラム作っちゃったし」
なかなか気難しいところがあるので、当日朝の荷物の手伝いだけをお願いし、あとは中学生と娘となんとかしようと思っていました。
それが〜〜
朝、荷物を運び入れてくれたら懐かしくなったんでしょうか?昔は出演していましたからね。中学生が来る前にもう、働きたくなり中学生が来てからも一緒に動き、逆に私にダメ出し。
さて、ピアノの位置も決まり弾いて良いよ、と促すと躊躇う中学生たち。まだ、慣れていないもんね。じきにゲストが着き、リハが始まり娘も弾く。
中学生、何人かがポロンと確かめる。
さぁ、間が出来た。その瞬間、
「弾いて来て良い?」
と、息子。ホールに音楽が流れるのは嬉しいから、良しとするとレパートリーを弾き始めた。
するとフルートを片付けていた、尾崎くんが組み立て始めて即興で入るサプライズ!一瞬コラボ。プロのフルート吹きと、球児明けピアノ男子。
2人、楽しそう。
そう、これに火がついて
「やっぱり今日、弾こうかな」
周りも賛同。急遽、入れました。
しかし、プログラムは綺麗に組まれているし、生徒さんたちの「私(僕)の前に?後ろに?」のサプライズは、申し訳ないのでわらべうたから、ゲストへのタイミング。前座で、として2部に。
2部はピアノ男子、部活男子も多く、趣味で良いから細く長く続けてくれたら、自分のストレス発散になれば良いから、そんな思いでこちらに。
弾いた曲は「さよならエレジー」
まともに弾くのは1週間ぶりくらい?でも、楽しそうに弾いていました。これで良いんです。弾き終わり、納得いかない顔をしていましたがね。(実は、一度家に帰った時に練習していたみたいです。もう弾かないのに)
結局、中抜けもしましたがほぼ1日、ホールにいて仕事をしていた息子。中学生達に、スタッフ指南もしながら、あまり話すことはなかったかと思いますが、関わってくれました。
ね、男子のスイッチって、本当にわからないんです。
お母さん方!今、余り話をしない中学生や高校生男子も、スイッチありますよ。だから、待ちましょう。目は離さずに!心も離さずに!口は控えてね。