2019.06.08
「また一人でふらっと行っちゃうかも」
そう話すのは、Aくんのお母さん。
関内のストリートピアノ、何人かの生徒さんが訪れているようですが、完全なるリピーターの彼。
先日も一人でふらっと行ったら取材に遭遇し、数日後放送されました。残念ながら、演奏は流れず弾いている姿や、弾き終わった表情などが流れましたが、本人は大満足な様子。私もいつもは他局ですが、この日は朝から見ていました。
偶然、その日のトピックスを読んでSさんから、朝に「先生、何チャン何時ですか?」と、問い合わせもありました。
『ばっちり観ました。
朝からステキな番組みられて、ラッキーです。
教えて頂きありがとうございます。
ピアノって、いいですネ🎶』
と、メールが来ました。
ストリートピアノですからね。
行き交う人の人生もまた、ストリートなんですよ。その日の放送では、ご年配の方が亡き伴侶に想いを馳せたり、子供の時には習えなかったから今、頑張っていたりする姿などがクローズアップされていました。
その中の所々に、Aくんのカットは使われていました。
とにかく、病みつきなようです。
レパートリーは、もしかしたらあの曲だけ?な感も否めませんが、いろんな状況下で弾けたら、力になるのは確かなことです。
実は、Aくん以外にもたまたま出かけた先にピアノがあるから〜〜と、弾いて良い状況であれば使わせてもらっているケース、あるそうです。本人たち、恥ずかしがってあまり話してくれません。
お父さんがバスケットをしに行く体育館にピアノがあって、弾いて良いって言うから、とMちゃん。
旅行で、長野のとあるお寺にお母さんが御朱印をいただきに行ったら本堂にピアノがあって、弾いて良いってご住職さん。弾いてみたとHちゃんTくん姉弟。
おばさんのお家の周辺には、至る所にストリートピアノがあって、グランドピアノも弾いて見た、とMちゃん。音大のある街らしいので、ピアノも豊富なようです。
中学、高校になれば音楽選択者でなくても、音楽室のピアノを使って良い時間もあるそうですよね。学校で弾いています、と話してくれるピアノ男子たちもいるようです。
どこに機会があるか分かりません。
今から数ヶ月は、発表会の曲が皆さんのレパートリーになるはず。是非、チャンスは使って、皆さんストリートピアノミュージシャンになって見て下さいね。