2018.12.24
贅沢な1日、コンサート梯子の後半は、ラトリエ渋谷で行われた山﨑千加さんのピアノコンサート。
「夜空に想う」
ガラス作家の神永朱美さんの作品が、会場を飾り、そのガラスのキラキラした感じ、透明感のある感じ、暖かさのある感じが視覚に。
そして、千加さんのピアノの音色が聴覚に訴えて来ます。
月光ソナタ、きらきら星変奏曲、月の光、ノクターン、と夜、そして、空を想う曲が会場を包みます。
ラ・カンパネラや献呈、シャコンヌなどの難曲をいとも簡単に紡ぐ調べ。
笑顔の先にガラス作品。
一曲ごとに感動のため息、です。
私も練習して弾こう、と感じつつこんなバタバタな生活からは出ない音だな、と諦める気持ちもあり。
とにかく、素敵な時間でした。
千加さんは、大阪にお住いです。度々SNSから、演奏会の話やレッスンに対する話を目にしていて、そのお人柄に惹かれ、またピアノの音はあんな感じかな〜〜と、想像していました。この度、東京公演があるとわかり早々と予定を手帳に入れ、土曜レッスンを調整していたのです。
予想通りの温かい人柄と、そこから醸し出されるステキな音でした。
最後に
「業界人で写真撮りましょ!」
の呼びかけで、集まった諸先生方。
春畑セロリ先生、福田りえ先生、益子祥子先生とお嬢さん、奈良から中西美江先生。松沢書店の西崎ふみさん。
そして、1日遊んだ片野恵先生。
なんとも濃い1日でした。
夜遅く戻った横浜の空には月。
ピアノの魔法で、雨は消えていました。