2018.10.18
「音が苦」の音楽にならないよう、そう思っている私。
その音楽は、時としてさまざまなシーンを思い返す、その術に反映されます。
例えば、運動会。
トランペット吹きの休日が流れると、徒競走をしたくなります。大人になった今でも、あれを聴くと血が騒ぐ私です。
昔、自分が試験で弾いて上手く行かなかなった曲を子供が弾いたり、生徒さんが弾くようなこときがあり、その箇所が来ると私は悲痛な思いになります。いわゆるトラウマでしょう。
そんな風に、音楽は人の歴史や心に残りますね。
演奏をする人でなくても、例えば失恋した時に流行っていた曲とか、結婚式で使った好きな曲、とか生まれて初めてカラオケで歌ったとかなんでも、自分のあのシーンに重なること、ありますね。
「音が苦」
そんな時もあるかもしれない。でも、音楽が支えてくれることの方が多いと、私は信じています。
届きますように。
大切な人を思う、大切な音楽。
心に残りますように。