2018.10.15
先週の土曜日夜、久々に子供達が通っていた音楽教室主催の、そこの講師の先生方のコンサートに行って来ました。
2人がソルフェージュや、進路でお世話になった先生のピアノコンサート。また、その中のドボルザークのピアノ五重奏で、娘は譜めくりストとしてお手伝いさせていただきました。
懐かしい先生方にお目にかかり、娘の進路を喜んでくださったりしましたが、中には
「けんごくん、元気ですか?」
と、息子も覚えてくださっている先生もいらして、感無量。飛び抜けてピアノは弾けませんでしたが、耳がよくソルフェージュの出来が、わりと良かったので貴重な男子だったのです。しかし、野球で途中で辞めてしまいましたが。
毎週土曜日、山手の丘に缶詰めで2人の音楽教室に付き添っていました。
ピアノにソルフェージュにコーラス。しかし、その間は私もいろいろ学べましたし、山手の丘や元町で毎週リフレッシュしていたようにも思えます。
さて、コンサートはシューベルトの楽興の時全曲と、ドボルザークのピアノ五重奏でした。
シューベルトのメロディはロマンチックで、転調の美しさに、いかにもシューベルト!を感じながら聴いていました。最も有名なのは、第3番です。コマーシャルにも、使われていることもありました。でも、私は第5番、第6番が好きです。中学の時に即興曲を弾くにあたり、レコード(時代ですね。レコードです)を買い、即興曲と楽興の時を聴いていたことを思い出しました。あの頃は、まだショパンにはたどり着かず、シューベルトの時でした。
ドボルザークのピアノ五重奏は、民族色濃い響きやリズムが、ピアノ、バイオリン1、2、ヴィオラ、チェロで奏でられます。全ての余韻のが1つになり、ホールに響くその瞬間が何とも言えません。
生徒さんに伝えている、音の方向、というものです。
大人の生徒さんYさんも、ご都合がつき会場で会いました。室内楽を始めて生で見聞きし、音や雰囲気に感動したそうです。やはりいくつになっても、生の音楽は良いものです。大事な経験です。
シューベルトを演奏された先生は、今年度で退官されます。それもあり今回、お知らせが来ました。ピアノ五重奏のピアノを演奏された先生は今、コーラスでご一緒です。子供を通してのご縁。実は私自身はこちらの音大にご縁が出来なかったのですが、今となっては子供達を介した良縁に感謝しています。