2018.05.24
音楽用語を調べて、楽譜に書きこむことが定着してきています。
今度はその、書き写したものを覚える必要があります。しかしただ、言葉の暗記ではね。私もなるべく、噛み砕いて説明することもありますが、これは生徒さんの体験や感性の違いで、伝わるか否か、べつものです。
dolce ドルチェ
あまく、柔らかく
良く出てきます。私も子供の時に最初に覚えたような。しかし、音が甘い?って???に、なりますよね。私も子供の時、音は食べられないし、と思いました。
時が経ち、お料理の中にドルチェがあり、今度はなんで、お肉の次に音楽?と思い、そこでドルチェ本来の一番の意味は甘いお菓子だと分かりました。
辞書には、その言葉が持つ意味は一つだけではないですからね。本来は、甘いお菓子で、音楽で使う場合は、あまく、柔らかくになるのがドルチェ。
さて、その意味をしっかり暗記してくれていたTくん。しかし、曲にそのドルチェ感は出ていなくて、甘いお菓子の話になりました。Tくんの思う甘いお菓子は、飴。
確かに甘いですが、固めだし噛み砕くイメージもあるし。もっとふわっとして、甘くて〜〜としばしお菓子談義。
コース料理の中に、出て来るからあまり大きくないし、でも飴ではないし〜〜とするうちに、サイズ的にはアイスのピノかな?になりました。雪見だいふくではなく、ピノ。そこにクリームがのったりフルーツがあったりしたら、ドルチェかも?
「ピノなら、手軽に食べられそうだよね?実際に食べてイメージしてもう一回弾いてきてくれる?」
と、なりました。
すると、そのレッスンの帰りにピノを買い
「ドルチェ、作ってみました〜〜!」
と、写真が。家族で作ってみたそうです。
可愛くて良い感じ!これで、Tくんとお姉ちゃんのHちゃん、dolceは完璧ね!次週期待をしています。