2018.01.09
今日から新年のレッスン、正式にスタートになります。
いきなり堅いタイトルのトピックスで、始まりますが。
二回前の発表会、記念品にこの楽語のミニ事典にしました。小さな生徒さんは、ミッキーの絵柄であっても中には漢字もあり、お家の人や私が読まないとわかりません。大きい生徒さんで、既に楽語事典を持っている人もいましたが、ポケット版ですからね。レッスン鞄に入れておくには、ちょうど良いようでした。
実際に、調べて欲しい記号が出たら私も確認し、これに載っているものであれば調べ学習を宿題にします。載っていないものは、私が伝えます。読めない字については、お家の方のお手伝いもいただきました。中には漢字を頑張って写したけど、読めない、なんていうことも。でもこの書き写す、は必要ですね。
また、紙の事典を調べる、めくる、印をつける、という行為も必要です。何回も同じ言葉を調べている自分に気づくことも大事です。イコール覚えていない、身についていない、ことの現れですが。
いつ必要か?
実際に、使っているテキストに細かな楽語が出ていなくても、私はレッスンの中で曲名のイメージなどから、強弱について話したり、弾き方について話したりもしています。その時は、小さくね、とか強くね。または、跳ねるようにね、とかつなげて柔らかく、と。
それが実際に記号と結びついたら、ピアノとかフォルテね。または、スタッカートね、レガートでドルチェで、と。
言葉を耳で理解して、次は目で記号の認識。pとかfとか。これは、わからないうちから自然に入る人もいれば、座学として本から学ぶ人もいます。
どんなタイプかわからないので、そのタイミングも個人差です。実は今回、二回前の発表会後に入られた生徒さんに、このミニ事典の要不要を聞いています。
「子供はまだまだわからなくても、私が手元にあったら勉強します」
そう、おっしゃって下さった方もいます。読み物として、雑学的にお家の方に入っているのも、私との話はスムーズかもしれません。
使い方はいろいろ。
実物もレッスン室に置きます。
でも、ピアノを弾く以上、調べるツールとしてネットではなく、紙をオススメしたいのが一番でもあります。自分で調べて、自分で書いて、と自分のためですからね。
勿論、これでは物足りなくなった時には、バージョンアップした楽語事典を紹介します。
この冬休み、発表会を終えて私なりに指導を見直しました。発表会の曲への取り組みには自主性がみらました。それを普段の練習でも、身につくようにするには?
そのハード面として、事典や楽器。
ソフト面については、また明日以降こちらに挙げたいと思います。