2017.12.11
毎回発表会の曲には、最後にシールを貼ります。でも、合格やよく出来ました!の意味合いだと、貼った瞬間に終わった感満載になりそうで、いつも言葉がけは、
「発表会がんばりましょう!のシールだからね」
と、話します。
それでも、キラキラしていたりいつもより大きかったりするので、みんな嬉しそうな表情をします。
いやいや、今日で終わりじゃないから!あと、○日あるから〜〜と私は内心思っています。
かと言って、発表会後にレッスンに持ってきてのシール、と言うのはなんかね。なので結局は発表会前最後のレッスンで、シールを貼ります。
今年はどんなシールにしようか、文具店で探していたところ、『幸運を呼ぶシンボル』というシールに出会いました。
梟、ハリネズミ、カエル、うさぎ、月、星などのシールです。可愛いデザインに、なんとなく高級感もあり、今年はこれに決めました。これから発表会の人に幸運を!なんて、縁起物みたいな感じにもなりますね。
昨日は日曜でしたが、不定期レッスンの大学3年Yちゃんに、高校2年Mちゃんがレッスンでした。2人とも、このシールを貼って帰りました。
「ほんと!幸運来て欲しいです〜」
なんて、話して帰りました。
常連になっている大きい生徒さんたちは、
「いっつも間違えちゃうんだよね〜〜」
などと、言いながらも楽しみにしている様子が伝わります。小さい時は間違えたらどうしよう、とかプレッシャーもあったかと思います。間違えてはいけない、と思っていたかもしれません。でも、回数をこなして見えて来たことがあるんだと思います。
私の発表会のスタンスが、生徒さん自身の中にしっかりとね。
Mちゃんは、最初の発表会で連弾した曲の楽譜を持って来てくれました。そこにも、大きなシールが貼ってありました。音符にリボンのシールです。懐かしい楽譜。これをスタートに今回に至るまで、私の発表会のカラーを理解してくれているMちゃんです。
Yちゃんにしても同じです。
だからこそ、実習がありハードなはずなのに参加をします。今の自分の出来高で楽しく参加してくれます。
そういう大きい生徒さんの姿勢を、小さい生徒さんにも伝わると良いな、と考えています。そんな想いも込めて、このシールに幸運を呼ぶよう託して、今週みんなに貼って行きたいと思っています。