2017.08.14
私のところには、遠方から通ってくださる生徒さんが、複数います。
それも、リズムレッスンやプレピアノの段階で。
そのまま、ピアノに移行しても通ってくださいますが、学年が上がり他の習い事が増えたり、他の兄妹の関係や、送迎してくださる保護者の方の都合で、だんだん通うのが難しい、となることは少なくありません。
ピアノを将来的に細く長く楽しむために、ニーズに応えレッスンしていますが、やはりそうするためには小学生の頃はコンスタンスに通うべきです。と、言うことで、コンスタンスに通うのが厳しくなったとき、生徒さんのお家の近くの先生を探して、紹介してとにかく続けてもらう方向で考えています。
移籍、ですね。
この春、その移籍をした兄妹がいます。本当に2人、赤ちゃんの時から見ていました。そしてその2人が、昨日移籍した先生のところの発表会でしたので、成長ぶりを見て来ました。
きちんと1人で出て行き、楽譜の用意をし、お辞儀をして演奏!
春までぐだぐだしていたあの子が!?と、驚きました。今の先生によりきちんとピアノに向かう姿勢が、出来たのです。
先生が変わるメリットは、こう言うところにあります。やはり、いろいろな角度で指導のポイントがあることや先生のこだわりは違うので、それらを学ぶことが出来ます。その時は、合う、合わない、など感じますが長い目で見たらプラスになります。
ソロと連弾を2人とも、きちんと弾きました。
大きい生徒さんばかりの中に、小学生と保育園生の2人はある意味、華を添えフレッシュでした。これからが楽しみです。
プログラム最後は、先生が普段から組まれて演奏されている、トリオ(ピアノ、フルート、チェロ)による映画音楽の数々が頑張った生徒さんへのご褒美のように、たっぷりと。私も引き込まれ聞き入りました。
素敵な音楽の午後となりました。
久々に、会った2人も元気に頑張り、成長していて、それを支えてくださる先生の音楽は素晴らしく、これからも楽しみです。やはり、ピアノは続けてこそ、意味がありますね!