2017.07.09
平日のレッスンに比べ、土曜日のレッスンでは、なかなかグループレッスンができません。
と、言うのも土曜日は遠方からの生徒さんが殆どだったり、他の習い事2本、3本立てだったりして時間がタイトだったり、が理由です。
それでも昨日は、午後に用事が入ったので午前に3回、グループレッスンをしました。時間帯が合わず、来られなかった生徒さんもいますが、初参加の小さい生徒さんも参加でき、良かったです。
一応、共通点探しなどもします。学年や学校や、始めた時期とか、お誕生月とか。ピアノなじみになるとっかかりが欲しいので。
今回は、そのなじみのとっかかりには、お手玉のわらべうたが、功を奏しました。既に先週やった生徒さんは、教えに回ることも出来ます。やりやすい姿勢を考えたり、声かけも自然に出来てきました。苦手な生徒さんも、普段一対一やそこに、お母さんが絡んだりすると出来ずにおへそが曲がりますが、グループだと周りの目があり頑張ってみます。そんな姿勢も伺えました。
小さい子の面倒を見る。見てもらった側もお礼を言う。微笑ましいです。
演奏を聴いて、感動を受けた場面も多々ありました。
「いつから始めたの?何ヶ月目?」
と、驚嘆し刺激を受けた生徒さんもそれぞれの回にいました。
普段、ピアノは自分との闘い、として話をしますが、たまにお友達の演奏は刺激になります。更に昨日は、大人の生徒さんも演奏してくれまして、大人からのアドバイスを話してもらいました。
「子供の時のつまらない練習も役に立つから、みんな頑張って!」
と、分かりやすく伝えてもらえました。
また、土曜日は学校で言うところの個別支援級に通う生徒さんも多く、昨日も何人か混ざりました。苦手なことも、もちろんありますがみんなで、カバーしながらできることもありました。この理解は言ってやれることではなく、感じて普通に接して学ぶことだと思うのです。
グループレッスンを通じての成長は、本当に毎回感じます。メンバーが違えば、またグループの雰囲気や空気感が違うので、そこから生徒さんは学ぶことが出来るのでした。
なかなか難しい土曜日ですが、折角昨日、名前を覚えたピアノなじみを忘れないうちに、また土曜日もグループレッスンを積極的に入れていこうと思いました。
(ただし、真夏は待合スペースも暑くて申し訳ないのですが)