2017.06.24
どの先生も、発表会の選曲は生徒さん1人1人のことを考えてします。
前回の曲は◯◯な感じだったから今回は。
◯◯な感じが得意だから。
◯◯は苦手だけど挑戦させよう。
そろそろ◯◯でもやってみようか。
など、ポイントは皆違いますが、考えています。
さて、実際に発表会のときに曲が出揃ってみると、そこに先生のカラーが出ます。昔からの有名な曲がふんだんに入っているプログラム、ポップスが多いプログラム、各時代がばらけているプログラム。
そんな中、私のプログラムには割と日本人作曲家が多いのです。
そんな私とプログラムが似ている、好きな曲のツボや考えが似ている先生が奈良にいました。
中西美江先生です。
そんな共通な思いから美江先生と今回、『日本人作曲家作品勉強会』を開催することになり、その一回目が昨日ありました。
発表会に特化することではなく、とにかく日本人の作曲家のおすすめ作品を、皆んなでシェアしよう!という感じで、進めました。
皆さん、好みの作曲家は違います。自分と趣味が違うと、出会う曲が違います。この楽譜の曲、私はこれが好きだけど、他にも楽しい曲があった!と、再認識の時間になりました。何よりツボが一緒でした。
お宝発見のような、ワクワクの時間。私の引き出しにも、また曲が増えました。
残念ながら、もう絶版の楽譜もあります。注文を出したり問い合わせをしたら再販に動くかしら?そんな淡い期待もありますが、無理かなぁ?
次回は10月に行います。
それまでにまた、皆さん楽譜棚にある日本人作曲家に目を向けるでしょう。そうしたらまた、お宝のような曲が発見できるでしょう。私も更に、拍車がかかり日本人作曲家の音出しをしていきたいと思います。