2017.05.26
生徒さんの男子率が、割と高い教室です。
小さい時から始めているケースの生徒さんもいれば、他の姉妹が先に来ていてやりたくなったケースなど、様々です。特に、後者のケースだと、ピアノを始めるのが高学年に近い、という生徒さんも少なくありません。
そういう男子、器用にこなすか?と言ったらお世辞にも、こなします、とは言えない生徒さんも正直います。でも、彼らは自分の置かれた立場など、よく分かっていて楽しく、エンターテイメント性があれば良いようなのです。先々、大きくなったときにバンドを組む、ドラムやギターに行くかもしれない。そんな時に少し、ピアノをかじっていたら、楽しみが広がるかもしれない。そんな思いです。
なので、きちきちっとテキストを進めるだけでなく、遊び心というか即興性も欲しいです。コードネームを入れたり、連弾をしたりします。
こちらの2人は、学校でも仲良しの2人。レッスン時間を前後することで、更に仲良くなるかギクシャクするか?悩みましたが、現在は「すきなおとをひこう」のテキストを使い、2人の自由な発想でレッスンしています。最初は、照れていた2人ですが、曲を進めるにあたりパワーアップしつつあります。
昨日もお互いに交差して弾くなど、魅せてくれました。こんな形態、仲が良くないと出来ませんね。交互に、とかげのフレーズを弾きあって二匹のとかげがしゅるしゅるするイメージを作り上げました。
自由な発想で楽しむには、こちらもそれを誘導する発想がないとダメですね。私も即興や伴奏付けを、またきちんと弾こう〜と、感じています。