2016.11.16
今年の6月に、練習をしないことで一度やめた生徒さんがいます。
私も大抵は、長い目でみましょう、と一度はご家庭に即決しなくても、と話して本人とも話し合い、解決策を探ります。
それでもダメで、かつ私の方でもこのやり方や状態では、保護者さまが怒るのも当然かな?と思えたとき、辞める、という選択肢を彼女に突きつけました。
とは言え、全員がこれで良い、とは思いません。年齢やご家庭の方針などそのあたりは、私とご家庭のコミュニケーションも大事ですし、生徒さんのタイプにもよります。
私としても、ご家庭としても『獅子の子落とし』の思いでした。辞めると決まったとき、彼女は泣いたようです。そのときになり、自分の甘さに気付いたのかと。でもそこで許さず、一回決めたことだから、と6月に辞めました。
しかし、本当は続けたくてやりたいなら、これからの貴女の態度次第。お家の方がまた、続けて良いよ、と言ってくださったらいつでも戻っておいで、と話してはありました。ここで、弾いていくレッスンもありですが、もうそれで賄えるレベルではなく、練習が必要ですからね。
それから、4ヶ月あまり。
彼女は、家でコツコツと弾き始め、レッスンには来なくても、テキストを進め←やれば出来る!お家の方でも、この態度と状態なら再開させても構わない、とのご判断。
先日、お母さんと2人で見えて約束をして、かつ6年生です。中学に入ったらどうしたいか、の話もして来月、クリスマス会からの再開になりました。
よく弾いてありました。
「別に毎日何時間も弾いた訳ではないよね?短い時間でも、上手くやるとこれだけ出来たでしょ?もう、大丈夫だね!お家の方にも感謝してね」
と。
辞めなさい、の一言。今となっては愛の鞭でした。今回の件で、彼女は一つステップアップしたことでしょう。
この前はお母さんがいらしたから、言葉も少ないところがありましたが、再開した際に弟くんとも曜日が違ったりしたら、彼女が私にももっと話しをしてくれるかもしれない、そんな風にも感じました。
中学に上がる前に、ピアノとの向き合い方を見つめ直すことができたこと、この辞めていた(実は私とご家庭では休ませる、と言う解釈でしたが、本人には自覚させたく辞める、の扱いに)時間は無駄ではなくプラスでした。
クリスマス会の演奏、楽しみにしています!