2015.06.01
音楽史を彩る4期の時代を知る
生徒達が出会う曲
それは一年に何曲あるでしょう
「メヌエットのステップで優雅に」
「バロックの音で!」
「モーツァルトらしく」
「これはロマン派だからね」
とか言っても、五線に並んだ音符はどれも同じ、何が違うの?!と、
なるのはそりゃそうだよねと思う。
沢山の生徒達と沢山の楽曲を勉強していると
「あら、またバッハは同じような事している」
「モーツァルトは本当にこれ好きだよねー」
「ショパンってさー」
と、その作曲家の特徴に気づきます。
少しでもその面白さを伝えたくて、
昨日のスケール⭐️レパートリーフェスティバルは
バロック、古典、ロマン、近現代の4つの時代ごとに分けて、演奏しました。
1人の演奏をまとめたほうが効率は良いのですが、
それぞれの時代の変化から、生まれる響きや構成、
リズムの違いや共通点を見つけて欲しくて、やってみました🎵
本番はまだひと月ほど先で、みんなヘボな演奏なのですが(ごめんごめん😅)
そんな中でも、何かの違いに気づけたらと、マニアックにプログラムしました。
「時代によって、音がちがう」
「ロマンの曲が綺麗で好き」
「ロマン、近現代の曲は題名がついている」
「時代によって音楽が変わって、その変化はその時代にあった出来事ととても関係がある」
「バロック時代は踊りの曲が本当に多いのは、そういうことか」
などの感想を見ると、やって良かったなとおもいました。
小さい子には、難しい話ではありますが、
遠い昔を想像したり、感じたりすること
世界史や日本史に興味を持つこと
世界に興味を持つこと
どこかで、何かのきっかけになればとの願いもあります。
ただ音があっていれば良いわけではない、本当の理由
作品の背景にある歴史を知ることで、表現の幅を広げ、
音楽の歓びをより深く感じとって欲しいと、願うのです。
作曲された時代に思いを寄せること
作曲家のこと、その時代に使われていた楽器のこと、
そして作曲の決まりごとを知ることは、
演奏するために、
とても大きなヒントとなるのです。
高校生は試験の前日だというのに参加してくれました。
一番まずいことに気づいているから
この一回の演奏での気づきがとても大事と知っているから
久々の人前での演奏
緊張で全然弾けないことに気づき
さぁ、エンジンかけますよ!!
6月になりました!
本番までレッスンあと何回?!
1日も無駄にできませんよーーーーーー!!