2014.04.22
さちこ先生が子供の頃の話
六年生の終わりだったと思う。
ピアノを辞めた。
ずっと教えていただいていた先生が移動になり、
もっと専門的な先生をと紹介されたが、
中学になるときっと忙しくなるだろうと考えていた当時のさちこ先生は、
この位ピアノが弾けたらもういいやと、
あっさりとピアノを辞めた。
練習をしなさいと激しく言われたこともないけど、
辞める時も止められることもなかった。
それほど重大事件ではなかっのだろう。
(激しく言われていたら、今頃ピアニストだったかもしれないのに😝)
中学生になってみると、思ったほど忙しくなかった(笑)
しかも、ピアノを続けている友達はどんどん上手になっている
羨ましくて、さちこ先生はお友達が通っていたお教室の門をたたいた。
そこはそれまで通っていた音楽教室のレッスン室とは違い、
自宅教室でアットホーム
シールも可愛くて(笑)ワクワクした(中学生なのにね(笑)
そして、何とも魅力的なドリマトーン
(電子オルガン、エレクトーンといえばわかるかな)に出会い、
ピアノにドリマトーンにテニス部という日々を送ることになる(笑)
その後、数年間で、ピアノ、ドリマトーン共に
専門の先生の所へ通うことになるんだけど、
その時の中学の時のあのお教室が
今のしげいずみさちこレッスンルームの土台になっていると思う
六年生でぽいっとピアノを辞めてしまったさちこ先生が
ピアノの先生をしているわけだから、
人生何がおきるかわからない😁
そんな話を小学卒業時にピアノをどうしようか悩んでいる生徒に話した。
「もしピアノが嫌いで、考えるだけでお腹が痛くなるようなら、辞めなさい。
六年生まで続けた君はすでに素晴らしい!
だけど少しでもピアノが好きなら、
練習のペースは今までと変わったとしても、
続けてみたらどうだろうか、
大変だとは思うけど、得るものもきっとあると思うよ」
翌週、ピアノ辞めないよ!!と、笑顔でレッスンに来た😊✨
GWを前に新しい生活に少し慣れ、世界が広がり、
すこ~し気が緩んできた昨日
さっそく、怒られた(笑)
やると決めたら、やらなきゃならないんだよ
わかってくれたかな
中学生、バスや電車が大人料金になったり、
大人になったのかと親も子供も錯覚するけど、
心は子供で何も決められない。
アンバランス。
だからこそ、社会に放り出される前に、
沢山失敗して、積み重ねて、
ママがではなく、
自分で壁を乗り越えられる人になって欲しい。
大変な事はやりたくないではなくて、
やってみるかと行動に移せる人になって欲しい。
きっと、ママだって同じ気持ち
ちょっと手は離すけど、自由でいいよと言っているわけではない。
どうしないといけないのか、自分で考えやってみなさいということ。
みててあげるから。
中学生 そんな時間