2022.03.13
美しいプログラムに東芝グランドコンサートの
歴史が刻まれていた。
第1回のアシュケナージに始まり
錚々たる演奏家が毎年出演してきた。
新型コロナウイルスという未曽有の危機に
直面しこの度3年ぶりに開催されました✨
村治佳織さん、反田恭平さん、
ガエタノ・デスピノーサ(指揮)、
ジャパン・ナショナル・オーケストラ
豪華なメンバーに胸が高鳴ります。
おとぎの国から現れたような衣装の
村治さんのアランフェス協奏曲。
ロドリーゴの哀愁を帯びたメロディは
当時の政治状況の大混乱が
影響しているとのこと。
今の世界状況ともリンクしていると思った。
美しく哀しい。
記憶に新しい昨年のショパンコンクールの
反田さんの演奏。
あのピアノ協奏曲を生で聴けるなんて!!
少しほっそりしたみたい?
一体何種類の音があるのかしら・・・
どの音もすべて伝わってくるよう・・・
反田さんのアンコールでは
コンクールでも演奏した
「Largo」
一音一音が温かい。
優しさに包まれて涙がこぼれた。
アンコールは村治さん、反田さん、ガエタノ・デスピノーサの
三人でピアソラ!!!!!
映画『エンリコ4世』の曲で「アヴェマリア」
ヴァイオリン、ギター、ピアノが美しく重なり
息の合った演奏に感動しました。
コロナ禍にこんな素晴らしいコンサートを
聴くことが出来るなんて
幸せなことだと深く思ったことでした。
ありがとうございました♡♡♡