2014.06.17
あじさい・かたつむり・傘・レインコート・・・そして雨。
「梅雨」の季節に入りました。しかし、まとまった雨量が無く、なんとなく実感がありません。水不足や農作物に影響が出ないと良いと思いますが・・・。「晴れ」で嬉しいのはそうなのですが、やはり、「雨」は必要です。「何事」に置いてもそうなのかもしれません。全てが「上手く」順調な運びはちょっと出来すぎかもしれません。少し苦手な部分があって、試行錯誤をして、克服をしようと努力するから「成長」や、「進歩」があるのです。何度も色々な方向から練習を重ねた箇所こそ「本質」を学んだり、かえってそのフレーズが「得意」になったりする事はよくあることなのです。なんとなくしっくりこないない「指」もある「壁」を乗り越えたときは、「晴れ」ではなく、「快晴」な実感をつかめるのです。その感覚を「得る」ためには、やはり常に「楽譜」から、「作曲家」の「意図」を深く読み取り、その気持ちを「日常的」に備えて過ごし、感性を育んでゆく大切さを感じます。