2025.09.28
響曲の父としておなじみのハイドン。
「告別」の愛称を持つ交響曲第45番には、こんなエピソードが伝わっています。
ハイドンが楽団を率いていた、貴族の名門エステルハージ家。
その貴族家の主人は夏になると、
楽団を連れていつも避暑地の別荘で過ごしていました。
しかし
ある年、滞在期間がいつもより長くなり、
まったく帰る気配がありません。
楽団員はホームシックにかかってしまいます。
そこで
ハイドンはあることを思いつき、
新作の交響曲を主人の前で披露しました。
そのおしまいの部分になると、
今まで演奏していた楽器にどんどん出番がなくなっていくのです。
役目を終えた演奏者は席を立ち、
譜面を照らしていたロウソクを消して去っていきます。
最後に残るのはたった2人のヴァイオリン……。
無言のメッセージは主人にも伝わり、
翌日に楽団員はめでたく別荘から帰られたそうです。
なんとユーモアあふれたハイドンだこと。
「可能性を開花させる教室」
大野城市瓦田 ピアノ・エレクトーンの音楽教室 下田ミュージックスクール