譜読みをマスターしよう③ ~譜読みの練習でやってはいけないこと~
2025.09.20
譜読みの上達方法は、
とにかく毎回きちんと、地道に、ていねいに
譜面を読むことです。
大変で地道な作業ですが、
わからない音やリズムなどを理解するまで
根気よく取り組んでいきましょう。
やってはいけないことは、
「音符に音名をふってしまうこと」です。
それから、
「指の運びで丸覚えしてしまうこと」もよくありません。
こういった覚え方は、簡単な曲はよくても、
弾く曲が難しくなるにつれて行き詰ってしまいます。
音名や指番号での丸覚えは、
結局、楽譜離れを起こすリスクがあります。
楽譜を覚える「暗譜」と、
音名や指番号で覚える「丸覚え」というのは
全く違うものです。
注意したいのは、
今は便利な時代になり、You tubeですぐに他人の演奏を聴くことができますが、
練習曲をまず聴いて覚えてしまう「耳コピー」は
『譜読み学習』にはよくありません。
ただし、
その曲の譜読みができてから、
色々なピアニストの演奏を聴きながら、楽譜を見て演奏について考えることは
『良い学習』になります。
「可能性を開花させる教室」
大野城市瓦田 ピアノ・エレクトーンの音楽教室 下田ミュージックスクール