2025.08.10
今年は「大阪・関西万博」が開催され、
様々な国の面白いパビリオン(展示会場)についてニュースで取り上げられていますね。
今のようにインターネットやテレビもなかった19世紀のころ、
万博はとても大きなイベントでした。
電車や飛行機も今ほど発達していなかった当時、
ほかの国の文化を知ることのできる貴重な機会でした。
第1回の万博はロンドンで開かれ、
「水晶宮」とよばれる鉄骨とガラスの建物が大人気に。
その後
ロンドン郊外へ移されて、
多くの演奏会が開かれる音楽ホールとなりました。
また、
1889年のパリ万博では、
作曲家ドビュッシーがアジアの「ガムラン音楽」に出会い、
大いに影響を受け、
ピアノ曲『版画』の第1曲目「塔(パゴダ)」には、
ガムラン音楽の響きが使われています。
万博を通して新しい音楽の世界と出会ったことで、
それまでにない体験や作品が生まれたのですね。
「可能性を開花させる教室」
大野城市瓦田 ピアノ・エレクトーンの音楽教室 下田ミュージックスクール