2025.04.20
「3は水色」
「ラは紫」
「Fは肌色」……
これは、昔の流行歌や、子ども向け絵本のタイトルではありません。
これは、ある人が抱いた感覚を表したもので、
「共感覚」と呼ばれます。
素敵な感覚を備えた人々が、
日常的に知覚している「現実」をそのまま表した言葉なのです。
この共感覚とは…
「ひとつの感覚の刺激によって、別の知覚が不随意的に起こる」
現象と定義されています。
音を聴くと色が見えるという「色聴」や
文字を見ると、そこにないはずの色が見える「色字」が代表的で、
「痛みを感じると色が見える」とか、
「何かを味わうと手に形を感じる」といった珍しいケースも確認されています。
これまでの研究事例を見ると、
何らかの共感覚を持つ人の割合は
「2000人にひとり」という報告もあります。
皆さんの周りにもいらっしゃいますか
「可能性を開花させる教室」
大野城市瓦田 ピアノ・エレクトーンの音楽教室 下田ミュージックスクール