2012.05.19
レッスンでのやりとりの中で、いつも決まってお話するのが、もっと音を聞いてみようね。ということです。『音を聞く』には種類が沢山あります。音の想像を含めると、弾く前の音、今自分の弾いている音、弾いた後の音、など…どんな音で表現したいのか考えて、聞いて弾くことも大切だと思います。そして、旋律、和声、リズムなど曲の構成を知ることで、もっと音の流れや響きを聞くことができ、人に伝わる表現になると思うのです。それをコントロールできる指を作ることも必要ですが、まずは両手で弾くだけではなく、自分の音に興味を持つ。そこからスタートできたら、素敵な1曲になるのではと思います。