2019.10.26
こんにちは。
能美市のピアノ教室、いしくらピアノ教室です。
前回の続きで、人前で演奏する時のことですが、気をつけたいことはどんなことが考えられますか?
やはり、ミスをしたくない、ミスしないように弾きたい、と自然に考えますが、重要なことはその後の方で、
"ミスをしても〇〇〇〇〇"
です。さて、分かりますか?
正解は、、、、
そうです、止まらない、です。
①ミスをしたので、止まって弾き直しをした、と、②ミスをしたけど、そのまま弾き続けてた、この①と②は、どちらの方が印象は良いですか?
これは、絶対②が良いです。
音楽は流れていくものです。生きています。
よく生演奏、と言いますね。
始めの1音目を弾いた瞬間から、最後の1音を弾くところまで、流れを止めてはいけません。
沢山練習しますが、私たちは人間です。神さまやロボットみたいに完璧ではありませんね。やはり少しはミスもあります。ミスしないように練習しますが、完璧に近づいていきますが、ミスすることもあります。
問題は、ミスしてしまった後、です。
弾いていると、ミスは音が違うので、あ!(°_°)と自覚します。ですが、その動揺を最低限に抑え、何でもなかったかのように!?しら〜っと続けて弾きます。そうすると、もし曲を知らない人や楽譜も分からない人が聴いていたら、止まらないのでミスに気がつかない、ことがあります。
ミスして、あ!(*_*)と、びっくりして手を止めてしまったら、聴いてる人が本当はミスに気がつかなかったのに、止まったことでミスしたのかな?と分かります。
それで、練習では、
"ミスしても止まらないで弾き続ける練習"
をしてもらいます。^^
これは、その言葉どおりなのですが、ミスすると次の音への移行が普段どおりでなくなるので、少し誤差がでてきます。その誤差に対応できるようにしていきます。又、違う音を弾くと、ハーモニーが変わって、いわゆる"変な感じ、変な音"になります。それに動揺せずに聴き流す、ようにして次できちんと戻る、ようにします。
それでも、ミスが次のミスにつながっていくことがあったり(私はこれを負の連鎖、アリ地獄と呼びます)(T-T)、メンタルがすり減ってきてだんだん元気がなくなっていくこともあります。゚(゚´ω`゚)゚。あちゃーです。私も今までにどれだけ重ねてきたか、、。
鍛えられて、立ち直っていくしぶとさ、もついたんでしょうね、おほほ(^^;)
グレードテストが控えてます。
落ち着いて、いつもどおり弾いてほしいですね。