2015.02.21
「ソルフェージュ」
音楽を勉強するためには必要な能力。
その中でもピアノを始める時最初に大切なのは
「読譜」です。
譜面を見て、音程・旋律・リズムを理解し演奏する力です。
一昨年、転勤で他のお教室からきた6年生の生徒さん。
音楽は大好きなんだけど、読譜力がついていない様子。
「これはなんとかしなければ(';')」
お話を聞いてみると、知っていたり聴いたことがある曲を使ってレッスンしていたよう。
「じゃあ、まずそれを辞めて別の教材で知らない曲をやってみようね」
知らない曲を自分で考え、指を動かす。
それとともに聴音のレッスンも始めました。
あれから2年近く。
昨年の発表会では、内声に伴奏が入った曲に初めてチャレンジし、ペダルもつけて立派に演奏してくれました。
先週のレッスンでは同じテンポの中で変化するリズムを勉強し、それが出てる曲を出したところ、
『こことここは同じ書き方してるけど、こっちは8分音符でこっちは3連符だからぁ~』
とすぐ反応。
「よく気が付いたね(*^_^*)
後は何か気が付かない?」
『・・・・・・・・!!
ここからここまでは最初と同じだから、ここまで練習すれば全部弾ける!』
「その通り(*^_^*)」
『なぁ~んだ(';')
音符の数多いからめんどくさいかと思ったけどそうでもないやっ』
「・・・(・・;)」
練習が面倒くさいのは相変わらずのようですが、それでもレベルアップは確実にしています(笑)
個室でのマンツーマンレッスンでは生徒さんはどうしても受け身になってしまいがちです。
生徒さんには色々な個性があるので、受け身だけで理解できるお子様もいれば、そうでないお子様もいます。
考えさせ、気が付かせるためのアプローチは一人一人違わなければいけません。
そして大事なのは「生徒さんが理解できてるか」を「私が理解できてるか」。
流れ作業的なレッスンにならないよう、日々心掛けていることです。
教室紹介動画はこちらっ↓↓
https://youtu.be/4S41P5iISkc