2018.05.28
私はレッスン中、ほぼ立って指導しています。生徒ちゃんたちはもちろんお気付きのとおり(笑)少し後ろに立っていたかと思うと隣にきていることもしばしば……
これは、私が背が低いこともあり圧迫感はさほど感じさせないかなぁという気もしますし、なによりの理由があります。それは、立っていればあらゆる角度から生徒ちゃんの状態を把握できるからです。少しかがんで腕の角度や位置、背中の姿勢や足の重心、座り方、生徒ちゃんの目の動きまで確認できます。もちろん一瞬座ってこれらを確認することもあります。それから、立っていれば片手弾きの際に私がもう片方を弾く為に高音低音どちらにも素早く移動できますし、少し離れた所にあるメトロノームの操作もスムーズにできます。
もちろん、小さい生徒ちゃんとリズム活動や対話をするときはかがんだり床に座ることもします。
私が唯一静かに(笑)座る時は、曲の仕上げの時です。仕上げを確信した時かな。。。
その曲の仕上げというのは、その子によって様々です。私の指導理念の一つに『十人十色』というのがありますが、まさに仕上げのタイミング……つまり花丸をつけるタイミングはそれぞれ違います。その曲のポイントを捉えてミスなく弾けることはもちろん目指してほしいところではありますが、みんながそういうわけではありません。これまでの練習の積み重ねが生徒ちゃんなりにその曲にどのように反映しているか?曲の要点を抑えた弾き方ができているか?技術はつかめたか?等、生徒ちゃん一人一人にいくつかの課題をもたせて、いかに取り組めたかで仕上げの基準としています。
その為にも、私が座って指導するよりも、生徒ちゃんたちの『姿勢』というものを外からも内面からもわかるのが、私の中では立っての指導でした。
大人の方のレッスンでも立っていまして、決して偉そうにしているわけではありません(笑)御了承ください!!……他のピアノの先生は座っている、と一度だけ言われたことがあるので念のため。。。でも、生徒ちゃんたちもおうちの方からもこれについてなにもご指摘お受けしたことはないので、ご理解いただいているのだなぁ♪と思っています!
最後になりましたが、この春新入会の生徒ちゃん方、だんだんとレッスン環境に慣れてきてくれているのがわかり、とっても嬉しく思います♪継続してレッスンへ通ってくれている生徒ちゃん方も、成長が見られて幸せです♪