2011.03.09
私の教室では、決まった教材を使いません。
ピアノを始める年齢(幼児期の1年というのは本当に成長著しいのです)や、男の子か女の子か、そしてその子の性格等も考慮して最適な教材を決めていきます。
保育関係や教員志望でしたらバイエルをやらないといけない状況になってきますし(バイエルの問題点のついては以前少し書きました)、音大・音高を視野に入れているのであれば、テクニックを強化する教材をある程度小さなうちから取り入れないといけません。
可愛い絵が好きとか、大きくて見やすいものがいいとか、人それぞれです。
幼稚園や保育園のうちから始めるのであれば、オルガンピアノの本、ぴあのどりーむ、バーナム等が人気です。
小学生から始めるのであれば、グローバーやバスティン、などなど、選択肢が広がります。
どんな教材を使っても、いずれはブルグミュラー、ソナチネ、ソナタ・・・という風に進んでいきますので、そこまで行く過程にこの教材が絶対!というのはありません。
むしろ大事なのは、弾く姿勢や手の形や脱力、メロディーの歌い方などです。
ですので、この教材がいい!など、どんどんリクエストしてもらって構いません。