2022.08.30
(このトピックスは前回の続きです)
チェンバロ演奏会では、
終演後に観客がチェンバロの周りに集まり、
美術作品を鑑賞するように
楽器を見るのが
自然の流れとなっていきます。
滅多にチェンバロを見る機会は
ありませんからね。
私も他の観客と一緒に
ステージ下からチェンバロを
見学(鑑賞)していました。
すると、
チェンバロを調律していた方がやってきました。
楽器を片づける時間になったんだなぁ、残念。
と思ったら、なんと!
「せっかくなので近くで見ていいですよ!」
という一言!!
その言葉を合図に
私を含めた観客はステージに登壇して
間近で見学させて頂きまさした。
調律していた方は
観客の質問に次々答えていましたが、
観客の1人が
「このチェンバロは演奏した小林道夫さんが所有しているのですか?」
と質問しました。
すると、調律していた方は
なんと!
「これ、私が作りました!」
と、ビックリする返答が!!
調律していた方は
今回使用されたチェンバロを製作した
木村雅雄さんだったんです。
見学していた観客全員が
ビックリしていました。
(私もです)
バロック時代の楽器は
製作者が調律をすることが多いです。
今回の演奏会では
とても貴重な機会に立ち会うことができました。
演奏と楽器見学、
二重に楽しめた
リサイタルでした。