「及川浩治ピアノリサイタル」鑑賞してきました。 ベートーヴェン 運命
2021.01.29
(このトピックスは前回の続きです)
プログラムの後半は
♪ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(リスト編曲)
です。
今回一番聴きたかった曲です。
この曲を聴くために足を運んだと言っても
過言ではありません。
どんな感じで演奏されるんだろう?
ドキドキしながら最初の音が鳴るのを待ちました。
そして…
とても有名な
「ジャジャジャジャーン」の音色!
オーケストラさながらの迫力!
しっかり再現されています。
フォルテの力強さと
対比するように弱い音の繊細さ。
楽曲は完璧なまでに再現されていました!!
また、
演奏のほとんどが
オクターブユニゾンで構成されており、
それをフルサイズで弾き切った及川さん!
素晴らしい!!
全てを出し切って、
演奏が終わるとヘトヘトになっていました。
今まで聴いたなかで
一番体力が必要な楽曲だと感じました。
残念ながらアンコールは無し。
(仕方ないですね)
でも、
「運命」の余韻を噛み締めながら
満足感でいっぱいのリサイタルでした。