野本由紀夫 F.リストセミナー受講してきました(5)
2020.01.31
(このトピックスは前回の続きです)
もう一つ
リスト独特の記譜法がある、と
お話されました。
それは
音符の棒の向き(上下)です。
通常、
ト音記号(高音部譜表)なら
~ラまでが棒は上向き
シ~は棒は下向きに
記譜します。
しかし、
リストの譜面は
上記の決まりを守っていません。
が、
よく見ると
ソプラノ・テナー→棒上向き
アルト・バス→棒下向き
に記譜しています。
つまり、
どの声部なのかがすぐ分かるような
棒の向きに書かれている、
と
説明されました。
4声体で書かれていることが
とても大切だ、
と
野本先生はお話されました。