電子ピアノで練習している生徒の指導法、受講してきました(6)
2019.02.18
(前回の続きです)
では、電子ピアノ所有生徒を
上達させるにはどうしたら良いか、
という説明が行われました。
まずは
正確な手や指の形を整えることです。
電子ピアノで練習している生徒は
指が伸びきったまま弾いてしまうので、
音の粒を揃えるためにも
手首と指の固定が必要となります。
これに有効なのが
「ハイフィンガー奏法」です。
指を上に上げて真っ直ぐ下ろす奏法です。
(ただし、これは昔の奏法で通常は良くないと言われています)
また、
ピアノに比べると
電子ピアノは表現の幅が狭く
表現が乏しくなるため、
極端にデフォルメすると
ちょうど良い表現の幅になるそうです。
これらはすぐ身につくのは難しいので
諦めず根気よく続けることが大切と、
説明されました。