2018.03.21
3/15(木)にカワイ仙台で開催された
「松本和将ペダリングセミナー」
を受講してきました。
今回は第3回目(全3回)。
「応用編」ということから
前回よりもたくさんの受講者が
座席前方を埋め尽くしていました。
今回もペダリングセミナー、ということから、
足元のアップを大画面で映しながら
講座が進みました。
今回は
バロック時代から
時代順に解説されました。
全部書きたいのですが、
長くなるので要約します。
・バッハでペダルを使用しても良い
現代のピアノで弾くためペダル使用可能。但し、使用して良い曲と使用しないほうが良い曲がある。また、演奏に自信が無いならペダルは使用すべきではない。
・モーツァルトはペダルで弦楽器のビブラートを意識した演奏をする。
・ベートーヴェンが初めてペダルの記号を記譜。前期ソナタと中後期ソナタの違いを意識して演奏する。
・「月光」第一楽章の「センッア・ソルディーノ」を必ず試してみる!
(詳しくは過去のトピックス「月光ソナタのセンッア・ソルディーノ」をご覧下さい)
・リストは、とにかくペダルを踏む!ペダリング時のにごりを超えた豊かな響きが必要となる。
コンサートや発表会で
よく取り上げられる曲を用いて
解説されましたが、
全ての曲に通用するペダリングだと
痛感しました。
それだけ充実した内容で
満足感でいっぱいになった
講座でした。