2011.05.27
この春小学校に入学したK君は、小さな頃から太鼓が大好きでした。
レッスンでは、ピアノのほかにアンサンブル(合奏)を、K君やお母様、時には講師である私の娘や息子まで巻き込んでやっています。
ピアノのテキストは、ヤマハミュージックメディアから発行されている「みんなのオルガン・ピアノの本」を使っていますが、ソロで弾く曲が多く、レッスンが単調になりがちでは、と感じていました。(講師の補助伴奏の腕が悪いのでは?・・・ごもっともです・・・)
そんな打開策として、ミュージックデータを使ってみることにしました。
ミュージックデータは、ピアノの音だけでなく、さまざまな楽器の音(電子化されたものですが)と一緒に演奏することができます。
また、「今日はあんまり練習できなかったんだ・・・」という日には、データの音パートやテンポを調整して、’楽しく’片手練習もできます。(講師の「なんで練習してこなかったの?!」という台詞も激減しますね(?))
移調奏などのソルフェージュにも役立っています。
自分以外の”音”に耳を傾けて演奏してみると、まず”耳”が育ち、協調する”心”も育まれるかもしれません。