2013.03.24
今日、楽器店にいたころの同期の結婚式に出席しました。
披露宴の終盤には新婦から両親への手紙が読まれますが、手紙で彼女は一番感謝しているのはピアノを習わせてくれたこと、そのおかげで今、好きなことが仕事になっていると言っていました。
そうだよね。
私のピアノ人生は、意欲的な姉とは対称的に
「あんたもやるかい?」
「う〜ん、やってもいいよ」
姉のついでみたいな感じで始まったと聞いています。(覚えていませんが)
私は5人兄弟です。皆がピアノを習い、ある程度になると辞めて、結局私一人が残りました。
練習に集中できない時期ももちろんありました。それでも楽器を用意してくれたし、学校で勉強させてもらいました。演奏会も皆勤でいつも聴きに来てくれました。
そして私も好きなことが仕事になりました。
そのことを親に感謝していても、伝えたことはないな‥
すべての人がプロになるわけではない。
ひとつの経験として習い事は始まります。
ピアノはすぐに効果が出ないことがほとんどですが、辛抱して見守ってくれたうちの親はすごい!
照れくさいし、なかなか伝える機会は無いとは思いますが、そういう気持ちを新たにして仕事に取り組んでいきたいなとしみじみ考えました。
とても素敵な披露宴でした。