2022.09.17
ピアノの調律をしていただきました。
調律が終わったばかりのピアノはとても弾き心地が良いです。
音が全然違います。整音され気持ちの良い音色になります。
タッチの感覚も均一に揃えられ演奏しやすいです。
ピアノはデリケートな楽器で、時間の経過とともにに少しづつ音程がズレてきます。
そのためベストな状態をキープするために調律は欠かせないのです。
ピアノは製造過程の多くが手作りであり、使われている部品はアップライトで、約8000、グランドは約1万もの部品で構成されています。その中の一箇所、例えば弦やハンマー、フェルトにトラブルが発生すると、タッチの不具合や音色、響きが変わってしまいます。
そういったトラブルを未然に防ぐためにも、ピアノの整調、調律、整音といったメンテナンスを定期的にするのです。
それからもう一つピアノのために重要なのが、置く場所です。
ピアノにとって最適な環境は、温度15度〜25度、湿度は夏季40〜70%、冬季35〜65%と言われています。
常時ピアノのポテンシャルをキープするために、ピアノの側に温度計と湿度計を置き、こまめにチェックし、室温や湿度の調整をしています。
ピアノを所有すると、色々と面倒臭いし、お金もかかる。などと言われたりすることもありますが、手間暇かけて長く使っていると自分とともに成長していく喜びがあります。
まさに世界で一台だけのピアノです。
ピアノ大好き沼にハマってしまうとピアノのない暮らしが考えられなくなります。
そんな人生も楽しいです。