2021.11.27
コロナ禍の中、今年も師走がやってきます。
感染対策や行動制限は、もはや常識になり、人前で大声で笑ったり歌ったりということをしない期間が長く続いています。
制限のある学校生活を送っている子どもたちが気になり、レッスンに来る小中学生の子どもさんに、腹が立ったり、嫌なことがあったら、家で誰かに相談する?
と聞いてみました。すると別にいつもと変わらない。ゲームをしたり、youtubeを見たりする。という答えが返ってきました。
休日は、ほぼ1日中画面をみているお子さんもいるようです。それがストレス解消になる。楽しい。というのです。本当かな?嫌なことを一時的に忘れているだけで、ふっと悲しみが込み上げてきたりしないかな。などと心配になります。
幼児期までは、嬉しいこと、辛いことなど何でもママやご家族にお話ししていた子どもたちも、はやいお子さんだと小学3、4年生ごろから学校での出来事や友達との関係など話をすることが減ってくるようです。
学年が上がれば上がるほど、自分の心の痛みを、心の奥底にしまい込んで誰にも打ち明けないお子さんがいるように感じることがあります。
まだまだ続きそうなウィズコロナの生活、私たちは、自分のご機嫌は自分でとる。自分の心は自分で落ち着かせる。と言った自己防衛術を身につける必要があります。
それは子どもも一緒です。
ご縁あって教室に通ってくれる子どもたちには、自分の心を守る力をつけて欲しいと願っています。
そのために何か私に出来る事はないかな。と日々考えてレッスンしています。
ちなみに、心を落ち着かせるための行動は何かある?と子どもたちに聞いたら、静かすぎると落ち着かない。登録してあるお気に入り画像をyoutubeで流すかティックトックでも見る。という返事でした。
そこで、どうせyoutubeを見るなら、ピアノ曲やクラシック音楽が心に優しいよ。と話してみましたが、反応は今ひとつでした。
それでも、『心が落ち着く音』として私のオススメはピアノの音です。
あくまでも私調べですが、大人の方は、歌詞などで主張しないピアノの音を聴くとほっとする。癒される。という方がコロナ前よりも増えています。
もちろん自分でピアノが演奏できればさらに癒し効果は抜群です。