2021.07.10
表現力、記憶力、忍耐力、集中力、持続力、精神力などなどピアノを長く続け楽しく弾けるようになると、音楽力や演奏力以外にも得られるものは山ほどあります。
ただ、ピアノは簡単には弾けるようになりません。現実は、音楽の約束事を学び、綺麗な音が鳴らせられる耳を育て、基礎的なピアノ演奏法を身につけていく作業が必要です。
ピアノの練習はレンガの家を組み立てるように一つ一つ積み上げていく作業の連続です。
そして、一番大事なのは続けることです。
週一回のレッスンでの学びを記憶してその日のうちに復習し、残りの6日間正しい練習さえすれば確実に音楽力、演奏力は伸びていきます。
子どもたちにピアノが弾けると嬉しい、楽しい、という気持ちを持ってもらうことが鍵になります。その気持ちがなければ自宅練習が捗りません。
週一回のレッスンが勝負です。
子どものモチベーションが上がっている時も、そうでない時も、とにかくピアノを弾いて楽しんでもらうこと。そして、発達段階に応じて子どもが自宅練習したくなるような効果的な言葉がけをしたり、うまく弾けそう。の感覚を持って自宅へ帰ってもらうことが理想です。
レッスンは子どもと私の真剣勝負です。
子どもも集中してレッスンすると当然疲れます。ですから、一人一人の精神力、体力、手の筋力に応じたトレーニングを常に研究し、負担を少なくする工夫をしています。
続けていると、少しずつ精神力も体力もついて頑張れるようになります。
そうやって月日が流れ10年も経つ頃には、ピアノを弾くと顔晴れるようになってくるのです。
音楽は音を楽しむことです。
音が苦にならないよう指導すること。それが一番重要だと思っています。
ピアノも楽しくが一番大事です。
ピアノの素晴らしさを伝えることを生業として25年以上になります。
ピアノを続けていると人生生きていく上で様々なことをバランスよく身につけていけると自信を持って言えます。
人の成長に役立ちます。自分軸で生きていく力がついてくると感じています。
令和の時代を生きる子どもたちに、他人に振り回されず自己肯定感高く自分らしく生きられるスキルを手に入れてほしいと願っています。
ピアノを習うことによって得られる力だと思っています。