2021.06.13
ご縁あってレッスンに通ってくださる子どもたちには、皆ピアノが大好きになって欲しい。ピアノを一生の友にして欲しい。と願っています。
ピアノレッスンを始めたばかりの時は、ほとんどの子どもはピアノの綺麗な音色が好きですし、自宅でも練習をしてレッスンに来てくれます。
特に幼児期の子供はママの励ましで順調に伸びていきます。ただ、小学3、4年生ごろになると世界が広がり、自我も芽生え、自分時間の過ごし方が変化してきます。ピアノ大好きで、上達したい。という強い意志を持って練習している子ども以外は、自宅での自由時間が、ピアノではなく、ゲームや友達との交流、他の趣味などに費やされます。そんな中、ピアノ練習の時間をある程度確保してもらうのは結構大変です。
こちらは色々工夫をしながら、出来るだけ自宅でピアノが弾きたくなるよう導く必要があります。私としては、ピアノは長く時間をかけて習得できるものなので、たとえ自宅練習が出来ない時期があったとしても、毎週通って頂きたいと考えています。各々の子どもにとってピアノが優先順位の上位に来た時を逃さずタイムリーなレッスンをすれば、グングン上達していくからです。
つまり、その子その子のタイミングを掴む事が重要なのです。一人でも多く、ピアノを楽しく演奏できる子になって欲しいですし、何といっても、
ピアノのようにコツコツと積み重ねて練習する事によって身につくお稽古は、子どもの成長に間違いなくプラスです。
そんな思いから、年に一度、ピアノレッスンを暖かく見守っていただいている保護者の皆様と、お話し会(個人面談)をしています。
直接会ってお話しする事で、子どもの変化やご家庭での様子を知ることが出来ますし、各ご家庭のピアノとの関わり方や教育方針を知る事も出来ます。
レッスンスタート年には、レッスンで使用する教本の進め方や認定試験、発表会などについて丁寧に説明をします。
また、お話し会は、自由参加ですので、お忙しい保護者の方には、アンケートや教室通信、LINEなどを使い蜜にコミニュケーションをはかりながら、その時その時の子どもにとって役立つレッスンを心がけています。
ピアノを長く続けることで得た継続できる力は、やれば出来るという自信に繋がります。
大人になってからも、マイペースで必要な勉強を継続していく力となります。
人生100年時代、学ぶことを続ける力は一生の財産です。
また、今社会人になって増加傾向にあるうつ病ですが、ピアノを含む楽器演奏を趣味としている方は心が整いやすく、精神疾患になりにくいというデータもあります。
ピアノが万能などとは思っていませんが、何か一生の趣味を子どもに持たせてあげたい。と考えていらっしゃる方、この夏、楽しいピアノのある生活スタートしませんか?
喜んでお手伝いいたします。