2021.05.29
ピアノを弾く時は、正しい姿勢で椅子に座る事が大切です。背筋を伸ばし、足を地面にしっかりとつけて重心を安定させると良いです。
足がブラブラしていたり組んだりしていては、演奏フォームが定まりません。
正しい姿勢で演奏する事は、ピアノを弾く時に相応しい正しい手の形や指のフォームづくりに欠かせません。
手と指のフォームを整えることは、ピアノの上達にとても重要な要素です。
ですから、ピアノレッスンスタート時から必ず椅子の高さを決め、足台を使い、両足を地面に着けて正しい姿勢でピアノを弾く練習をします。
身長140センチ前後までの生徒さんは足が地面につかないので足台の選択が重要です。
重さのしっかりとしたペダル付きのもの、ペダル無しのもの、軽くて持ち運びに便利なアシストハイツールとアシストペダルのセットなどお子様の成長に応じて様々なタイプがあります。
お子様のピアノ上達にとってとても大切な物なので、ご購入に迷っていらっしゃる方には各々に相応しい物をアドバイスしています。
教室では身長や手の長さなどを考慮してお一人お一人に適した椅子の高さと足台を使用しレッスンしていますが、自宅で足台なしで練習していると姿勢がいつまでたっても定まらず、綺麗な音を追求する手と指の使い方を習得出来ません。ピアノは鍵盤を押せば音が鳴りますが、自分なりに一音一音の美しさを追求するためには、打鍵するタイミングや手や指のフォームを自分なりに学んでいく必要があるのです。
習い始めが肝心です。姿勢が悪かったり、いい加減な手や指の形、使い方では中々上達しません。
何をするのも姿勢が大事と言いますが、正しい姿勢で演奏することは、ピアノ上達の重要な鍵です。
ご家庭で、ピアノ専用の足台が準備出来ない場合は、身近な踏み台を利用していただいたり、牛乳パックで足台を手作りする方法などをお伝えして自宅でも必ず足をしっかりつけてピアノの練習をして頂けるようお話しています。
正しい姿勢で集中してピアノが弾ける環境は、お子様の演奏能力向上に欠かせない重要なポイントです。