2021.03.29
春休みは、子どもたちにとっていつもよりも時間に余裕があると思います。
そんな中、子どもたちは、どのぐらいピアノの練習しているのかしら?
いつも学年✖️10分ぐらいは練習してね。と話していますが、実際のところは・・・?
コロナ禍でお出かけも少ないでしょうし、とても気になります。
2年ぶりの発表会も近づいています。
出来ればいつもよりもピアノに向かう時間を増やして頑張って欲しいです。
そこで、何人かの生徒さんに、ピアノの練習時間についてと、1日の中で一番楽しい時間は何している時?と質問してみました。すると、楽しい時間はゲーム、YouTubeと言う返事がすぐに返ってきました。
ピアノは?の質問には、うーん・・・
約束した練習ができればいいかな。な感じ・・・という歯切れの悪い返事です。
何だかピアノの練習は子どもたちにとって率先して楽しむものではなさそうです。
私としては残念ですが現実です。
ピアノはそれらの楽しみを超えることは難しいだろうな。と感じています。
子どもたちはゲームやYouTubeといった機能を使いこなし、そういったデジタルスキルは勉強にも役立てているようです。
遊びも勉強もデジタルな子どもたちに、ピアノが弾けること。って楽しい。
と感じてもらえるようなレッスンが出来たらいいなあ。何か良いアイデアはないかしら。と考えていますが、、、
相当難しい難題です。
けれども、ピアノが子どもたちの成長に良いことは間違い無いですし、一生のお楽しみにもなり得ます。
試行錯誤は続きますが、いつか大人になった時、習っていて良かった。と思っていただけるように工夫してレッスンしていきたいです。
新年度、ますます子どもたちの世界もデジタル化は進むことと思います。
それでも、自分で、ピアノを演奏出来ることって本当に楽しい。ということを感じて欲しいです。
ピアノ愛好家が一人でも増えてくれることを願って令和3年度も情熱を傾けてレッスンしていきます。